2013 Sakura Medal Books

ヘヴン by 川上 未映子

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Author: dontflop

Enjoy the ride !

4 thoughts on “ヘヴン by 川上 未映子

  1. この話は、主人公で斜視の「僕」とクラスで同じくいじめを受けている「コジマ」がひょんなことから知り合い、いじめに正面からぶつかっていく物語だ。お互いいじめに傷つけられながらも、強い心を持っている。特にコジマが語る、自分の「しるし」や、そのためには傷ついてもかまわないことを聞いていると、本当に「いじめ」とは何なのか、ということを考えさせられる。いわゆる普通のいじめられっこである主人公の「僕」と、いじめられているにもかかわらずそれらしくない「コジマ」とが織り成す会話、そして本の後半の「僕」といじめている側の百瀬の会話は、私たちの記憶にこびりつく。私の場合はいじめの話を聞くとき、決まって思い出すようになってしまった。いじめの真実を語る物語として、そういうものが好きな人はぜひ読んでほしい。

  2. 読み終えた後、胸に苦しみと憎しみが募ったのを覚えています。 この一冊は、中学生の「苛め」の実体を苛められ側の視点から生々しく取り上げたものです。読んでいる最中、読者は文中の描写をを脳裏で想像させられ、やるせない気持ちに追わされます。非常に不愉快な内容ですが、「苛め」の姿をそのまま映し出すためには作者が書かざる得なかったと思います。ただ、苛められる一人の女子生徒が持論の理屈を自分に言い聞かせることについては、状況と向き合い、問題解決を避けているように感じ、腑に落ちませんでした。 ヘヴン自体はあまり長くないので比較的早く読んでいる時の苦しみから脱出することが可能なんですが、読み始める際には多少の覚悟が必要だと思いました。

  3. 読み終えた後、胸に苦しみと憎しみが募ったのを覚えています。 この一冊は、中学生の「苛め」の実体を苛められ側の視点から生々しく取り上げたものです。読んでいる最中、読者は文中の描写をを脳裏で想像させられ、やるせない気持ちに追わされます。非常に不愉快な内容ですが、「苛め」の姿をそのまま映し出すためには作者が書かざる得なかったと思います。ただ、苛められる一人の女子生徒が持論の理屈を自分に言い聞かせることについては、状況と向き合い、問題解決を避けているように感じ、腑に落ちませんでした。 ヘヴン自体はあまり長くないので比較的早く読んでいる時の苦しみから脱出することが可能なんですが、読み始める際には多少の覚悟が必要だと思いました。

  4. この物語の主人公は、クラスでいじめられている「僕」とコジマという女子。他人だった二人は、一日をきっかけとして手紙で交流し始め、会うようになる。話が展開されていくにつれ、いじめもひどくなる。それにつれて僕とコジマは、いじめのことや、二人の人生などについて語り合い、関係を深めていく。いじめに二人がどうやって向き合っていくのかなどが描かれている。

    この本の中に出てくるいじめは、目を丸くするほどありえないと思うが、きっとどこかではこういったいじめが起きているのかな、と考えることが多かった。いじめについていろいろな視点や考え方が登場人物から読み取ることができて、興味深いが、個人的には本に書かれている視点やいじめられている側の対処法に納得できないのでそこまで楽しめなかった。

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