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« ファミリーツリー by 小川 糸 もしもし下北沢 by よしもと ばなな »
高校生活に嫌気が差していた少年が部活を通じて徐々に変わっていくストーリー自体は、割とありふれていますが、舞台設定が「昆虫部」というマニアック色が強いこと、さらに周りの登場人物も一癖もふた癖もあるような人たちばかりなのが、この物語を読み応えのあるものにしていると思います。物語の主題である、主人公が序序に成長していく様子も読んでて面白いですが、主人公の周りの人たちも、変わっていく様子が描かれていて、一冊で何本分もの「成長」がつまっていると感じました(笑)。さらに、本のキャッチコピーの「青春の悩みは虫に聞け」(すみません、うろ覚えです)というように、個々のエピソードが、それぞれ個性的な生態を持った昆虫と絡められていて、虫の勉強になるうえ、単純に主人公が物事を解決していくよりも、ストーリーに深みが増したと思います。今までの青春ストーリーとは一味違う、新鮮な本だといえると思います。
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高校生活に嫌気が差していた少年が部活を通じて徐々に変わっていくストーリー自体は、割とありふれていますが、舞台設定が「昆虫部」というマニアック色が強いこと、さらに周りの登場人物も一癖もふた癖もあるような人たちばかりなのが、この物語を読み応えのあるものにしていると思います。物語の主題である、主人公が序序に成長していく様子も読んでて面白いですが、主人公の周りの人たちも、変わっていく様子が描かれていて、一冊で何本分もの「成長」がつまっていると感じました(笑)。さらに、本のキャッチコピーの「青春の悩みは虫に聞け」(すみません、うろ覚えです)というように、個々のエピソードが、それぞれ個性的な生態を持った昆虫と絡められていて、虫の勉強になるうえ、単純に主人公が物事を解決していくよりも、ストーリーに深みが増したと思います。今までの青春ストーリーとは一味違う、新鮮な本だといえると思います。